診断基準ガイド

サイト診断で「何を・どうやって・どんな基準で」チェックしているかの解説ページです

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診断の全体像

各スポンサー企業のWebサイトに対して 8つの項目 を自動でチェックしています。
チェック結果をもとに A(深刻)/ B(改善推奨)/ C(問題なし)の3段階でランク付けし、課題コメントを生成しています。

1. SSL(通信の暗号化)

何を見ているかサイトのURLが https:// で始まっているかどうか
判定方法URLの先頭が https:// なら対応済み、http:// なら未対応
なぜ重要か未対応だとブラウザに「保護されていない通信」と警告が出ます。お客様に不安を与え、Google検索の順位にも悪影響です
未対応の場合A 深刻 -- 早急な対応が必要

2. ステータスコード(サーバーの応答番号)

何を見ているかサイトにアクセスしたときにサーバーが返す「状況報告の番号」
判定方法200 = 正常 / 301, 302 = 別のURLに転送中 / 403 = アクセス禁止 / 404 = ページが見つからない / 500 = サーバーエラー
なぜ重要か200(正常)以外はサイトが正しく表示されていない可能性があります
400以上の場合A 深刻 -- 早急な対応が必要

3. レスポンスタイム(表示までの待ち時間)

何を見ているかサイトにアクセスしてから、サーバーが応答を返すまでの秒数
判定方法実際にサイトにアクセスして計測しています。制限時間は8秒
基準2秒以内 = 快適 / 2〜5秒 = やや遅い / 5秒超 = 遅い
なぜ重要か3秒以上かかると約半数の人がページを閉じてしまうと言われています
5秒超の場合B 改善を推奨

4. モバイル対応

何を見ているかサイトがスマートフォンの画面サイズに合わせて表示を調整する設定があるかどうか
判定方法サイトの裏側のコードに「スマホ対応」の設定タグがあるか確認しています
なぜ重要かこの設定がないとスマホで文字が極端に小さくなったり、画面からはみ出します。現在サイト閲覧の約7割がスマホからです
未対応の場合B 改善を推奨

5. CMS判定(サイトを作っているシステム)

何を見ているかサイトがどのサービス/システムで作られているか
判定方法サイトの裏側のコードやURLに含まれるキーワードから推定しています
判定できるものWordPress, Jimdo, Goope, Wix, FC2, Shopify, Squarespace, TKC, Panasonic Shop HP, plala, OCN, linkclub, nginx, Apache
なぜ重要か無料・簡易サービス(Jimdo, FC2, Goope, plala, linkclub)はデザインの自由度やGoogle検索での上位表示に限界があることがあります
無料CMSの場合B 改善を推奨

6. PageSpeed Insights(表示速度スコア)

何を見ているかGoogleが提供する、サイトの表示速度を100点満点で採点するツールのスコア
判定方法Googleの仕組みにサイトのURLを送り、スマホ用/パソコン用それぞれの点数を取得
基準90点以上 = 優秀 / 50〜89点 = 改善の余地あり / 49点以下 = 遅い・要改善
なぜ重要か表示速度はGoogle検索の順位にも影響し、遅いとお客様が途中で離脱します
50点未満の場合B 改善を推奨

Googleの利用制限があるため、1サイトずつ時間をおいて取得しています

7. SEO対策チェック(5項目)

何を見ているかGoogle検索やSNS共有で効果を発揮するための基本設定が整っているか
判定方法以下の5項目が設定されているかを○/×でチェックし、達成度を「SEO X/5」で表示
なぜ重要かこれらが未設定だと、Google検索で上位に表示されにくくなり、SNSでリンクを共有しても見栄えが悪くなります
不足がある場合B 改善を推奨

5つのチェック項目

ページタイトル(titleタグ)

Google検索の結果に表示される青い文字の部分です。
これが設定されていないと、Googleが勝手にタイトルを決めてしまいます。30文字前後が理想で、長すぎると途中で切れてしまいます。

ページ説明文(meta description)

Google検索でタイトルの下に表示される紹介文です。
未設定だとGoogleがページ内容から自動生成しますが、意図通りにならないことが多いです。120文字前後でサービス内容を簡潔に書くのが効果的です。

ページ見出し(h1タグ)

ページの一番大きな見出しです。検索エンジンはこれを見て「このページは何について書かれているか」を判断します。
1ページに1つ設定するのが理想です。

SNS共有設定(OGP)

LINE、X(旧Twitter)、FacebookなどでサイトのURLを共有した時に、タイトルや画像がきれいに表示されるための設定です。
未設定だとリンクを共有しても画像が出なかったり、タイトルがおかしくなったりします。

構造化データ(JSON-LD)

Googleの検索結果に、星評価、営業時間、住所、電話番号などのリッチな情報を表示させるための設定です。
店舗や企業サイトでは特に効果的で、検索結果での目立ち度が大きく変わります。

追加チェック: llms.txt -- AIチャットボット(ChatGPTなど)がサイトの情報を正しく理解するためのファイルです。まだ導入しているサイトは非常に少ないですが、先進的な取り組みとして注目されています。

8. セキュリティヘッダー(4項目)

何を見ているかサイトにアクセスしたとき、サーバーから送られてくる「見えない付属情報」の中に、セキュリティ用の設定が含まれているか
判定方法以下の4つの設定が 「あるか・ないか」の○/× 判定 です。設定値の中身までは見ていません
なぜ重要か設定がないと、サイトを悪用される(偽サイトに埋め込まれる、改ざんされる等)リスクが高まります
未設定の場合B 改善を推奨

4つの設定項目の解説

X-Frame-Options

自分のサイトが、他の悪意あるサイトの中に「額縁に入れたように」勝手に埋め込まれるのを防ぐ設定です。
これがないと、偽サイトの中に本物のサイトを表示させてユーザーを騙す攻撃ができてしまいます。

X-Content-Type-Options

ファイルの種類を偽装されるのを防ぐ設定です。
例えば、画像ファイルに見せかけた悪意あるプログラムをブラウザに実行させない、という役割があります。

Strict-Transport-Security

「このサイトは常にSSL(暗号化)通信で接続してね」とブラウザに伝える設定です。
これがないと、最初のアクセス時に暗号化されていない通信が一瞬発生する隙が生まれます。

Content-Security-Policy

サイトに埋め込める外部コンテンツ(プログラム、画像など)を制限する設定です。
これがないと、万が一サイトが改ざんされた場合に悪意あるプログラムが動いてしまう可能性があります。

中小企業のサイトでは4つとも未設定のケースが非常に多いです。「未設定 = 今すぐ危険」ではなく、「設定すればより安全にできますよ」という改善提案のレベルです。

ランク判定のまとめ

A 深刻 / 早急な対応が必要

以下のいずれかに該当する場合:

  • SSL未対応(URLが http:// のまま)
  • サイトにアクセスできない(接続エラー、タイムアウト)
  • SSL証明書にエラーがある
  • ステータスコードが400以上(403, 404, 500 など)
  • 転送が無限に繰り返されてページにたどり着けない

B 改善を推奨

Aに該当せず、以下のいずれかに該当する場合:

  • スマートフォン対応の設定がない
  • 無料/簡易CMS(Jimdo, FC2, Goope, plala, linkclub)を使用
  • セキュリティヘッダーが一部または全部未設定
  • PageSpeedスコアが50点未満(スマホまたはPC)
  • 表示までの待ち時間が5秒を超えている
  • SEO基本設定(タイトル、説明文、見出し、OGP、構造化データ)に不足がある

C 大きな問題なし

AにもBにも該当しない場合。基本的な項目はクリアしている状態です。

診断の対象外としているサイト

以下のプラットフォーム上のURLは診断の対象外です。
外部サービスのため、スポンサー企業側では改善できないためです。

  • Yahoo!マップ
  • Googleマップ
  • goo地図
  • マピオン電話帳
  • エキテン
  • Instagram
  • Google検索結果